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J1 2nd Stage 第10節 ジュビロ磐田戦(厚別)
 磐田戦です。第1ステージでは、勝つ寸前まで行っておきながら後半ロスタイムに同点に追い付かれ(今は無き高原)逆転負けを喫し、そのあとそれが暫くトラウマとなってロスタイム失点が続きチームは調子を落とすハメになる、そういう因縁ゲームでした。あれから5ヶ月。ロスタイム失点症候群からセカンドステージは敗戦を重ね、降格争いを覚悟もしましたが、9月に清水に勝って連敗を止めてから、磐田戦の前まで4勝1分と負け無しの成績。札幌は、あのときの悔しさから苦しみながらも学び、時間をかけながらも成長し、札幌なりの経験を積んできました。そんな今の自分達が、今回磐田相手にどれだけ通用するか。残留争いから一歩抜け出た札幌が、新たに挑むのはワンランク上の戦い方がどんなものであるか、そういう部分でした。

 前半札幌押し気味の展開から、ウィルが抜け出てガクに素晴らしいクロスを上げますが、ガクのヘッドは惜しくも枠を外します。磐田DFを押しのけてポジション取っていただけに、そしてそれ以上に失点の恐ろしく少ない磐田相手に奪った得点機ですから、これは外してはいけないシュートでした。それからも試合の流れはどちらかといえば札幌ペースで続きますが、前半44分、磐田の速い攻撃に札幌守備陣形が崩され、健作がクリアに入るもそのボールは無情にも中山の足元に。中山がこの機会を逃すはずがなく、磐田先制。磐田が風上に立ちながら得点を奪えないで前半終っていたら、後半の展開も違ったものになったのかもしれません。

 後半に入ってからも、試合の流れは磐田にも札幌にも傾きましたが、ミスをモノにしたのはやはりまたしても磐田の方でした。森きゅんのクリアを藤田俊哉が奪うと交代で入った金沢に札幌ゴールに叩き込まれてしまいました。ロスタイムに意地で1点札幌が返しましたが、時既に遅し。5月のリベンジは、「ロスタイムに点を取り返した」までで終ってしまいました。

 結果だけ見れば、選手個々のミスが勝敗を分けたと言えますし、それもまた真実では実際あります。けれども、この試合の90分間だけ以上に、あの5月から今までの時間をかけて私達が見てきたものから感じられた事は、たとえばテレビのニュース映像が映すダイジェストな結果がすべてではありませんでした。勝ちたかったけれど、勝ってほしかったけれど、負けたけれど、私は選手を信じる事が出来ました。2点差になっても、それが残り15分であったとしても、15分ありゃ2点ぐらい取れる。そのぐらいの力は札幌にある、そのぐらいの気持ちで選手は戦っている、と、ピッチの上の彼等の姿を見て信じる事が出来ました。(ウソだと思うなら今すぐビデオを見返してみよう。2点差になって以降、健作の表情がはっきり判る時がありましたが、それは本当に「戦ってる」顔でしたから)そしてそれはとても幸せな事だったし、誇りに思える時間でもありました。磐田には負けてしまったけれど、5月の自分達に勝つ事は出来たから。あのときよりもずっと、逞しくなれたから。

 健作の出来は、あの失点の場面以外はほぼパーフェクトと言ってよかろうでしょう。アダウトが近頃チームに馴染んで、いや、馴染みすぎて俺度アップしてなかなか左サイド上がっても使ってくれないのが難点ですが(笑)チームの「攻めに行くDF」をしっかりと体現していました。
 
 試合の後に思った自分達の感想と、試合の後に届いたオフィシャルメールで読んだ岡田監督と森下さんと健作のコメントは、みんないっしょでした。磐田に勝つチームになりたい。勝てる自分達になりたい、いつかきっと。
スポーツ新聞ひろいよみ
「きょうは残留どうのこうのよりジュビロに勝つことしか考えてなかった。第1ステージの時もいけると思ってやられてたので悔しい。後半の2点目が余計だった」(スポーツニッポン)
◆磐田攻撃陣に2点を奪われたDF大森「(磐田FWの)中山さんにしてもジロー(同清水)にしても、動き出しが早かった」(日刊スポーツ)