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J1 1st Stage 第10節 磐田(磐田)
 今年いまのところ比類なき強さを誇っている磐田との対戦です。98年に対戦しましたときは、アウェイで0−4・ホームで1−6と、まあ、たったの2試合で1得点10失点という華々しい成績を持っている相手なわけで、今回もこれまでのその強さに、惨殺日本平の再現かもしれないと私は戦々恐々としておりました。しかし、そんな大事な試合だというのに私は生でテレビ観戦することができませんでした。身内の結婚式で田舎に帰っていたからです。しかもキックオフ時間に挙式。

 気もそぞろな私を知ってか知らずか、神主さんに何故か臨時巫女さん役を任命されてしまいます。(このへんがさすが田舎)新郎新婦の三三九度のお神酒を注ぐ役!選手が磐田と必死の対戦をしているときに、私は田舎で神に仕えていたわけです。こんなおめでたいことをしてるんだから、きっと今日はイケるぜ!と、目の前の新郎新婦のシアワセを祈るよりも先にテメエの幸せを祈ってしまいました。妹よ、君が幸せになれなかったらそれは私のせいだ、多分。

 私が神に仕えていたまさにそのころ、健作さんはヘッドで合わせ損ねて(野球でいうならトンネル以外のなにものでもない)大ピンチを序盤招いてしまいました。現地での悲鳴があとになって携帯メールの方に送られてきました。

 結果をわかっていて、新聞なんかで全部状況を知って、それでようやく見たビデオの磐田戦なので、えらそうなことは言える身分にないのですが、試合を見てみて今感じている事は、「ここまではやれた」という充実感、だけど「これから先は出来なかった」事への悔しさとか、足りなかった事とか、ミスとかいろいろ、プラスマイナスの感情が(サポーターもそうだと思うけど)ないまぜになっている感じではないのかと思うのです。ですが、この燃え尽きそこねた感情は、次の試合への、次のレベルへのエナジイにきっとなります。課題はあるけど、自信もちゃんと得てきたのだから、何もヘコむこたないさ。

 後半何分ぐらいだったでしょうか、左サイドにこぼれたボールを中山ゴンちゃんと健作が2人で猛然と追っていくシーンがありました。追いかけっこは五分でしたが結果的に札幌ボールになったので健作が勝ちました。これが私のこの試合いちばんのプレーです。根性勝負であの中山雅史とタメ張ったんだから。大丈夫、まだまだ行ける。それもかなり遠くまで。
スポーツ新聞ひろいよみ
◆「最後、大岩にゴール前に入られたDF大森健作(25)は『簡単には終らない。自信にはなったけど、結果が欲しかった。勝ちたかった』と悔やんだ。」(道新スポーツ)◆「ちょっとしたことでやられることが体で分かった。少し甘さがあったかもしれない」(日刊スポーツ)◆「勝った気になっていた。まさかあんな時間に追い付かれるとは」(北海道新聞)