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J1 1st Stage 第15節 横浜FM戦(札幌ドーム)
 健作さんにとって思い入れの特に強いであろう横浜Fマリノス戦です。健作在籍時にはFはついてませんでしたが。辛酸をなめたであろう古巣にお礼参りをするにはあまりにも出来すぎな舞台、チームとしてはじめての札幌ドーム開催ゲームです。

 サポーターである私達は試合開始前から入れ込み過ぎ状態にありまして、自分達から放散される熱気に自分達がヤラれるという憂き目にあっていました。それはそうと、サポーターの熱気がオーバーヒート気味なのを受けて選手のプレーにも冷静さを欠かれたら困るなあと思っていましたが、そんな思いをよそにチームはクールに戦っておりました。前節福岡に勝って自分達のサッカーを取り戻した事の大きさもあったのでしょう。対する横浜FMは、順位こそ15位と低迷してはいますが、前節から俊輔が復帰しており、低迷しているとはいえ代表選手をたくさん抱えているチーム、持っているポテンシャルに関しては札幌より上であることは否定のしようもありません。忘れてましたけど、去年のファーストステージの優勝チームでもありますしね。いや本気で忘れてましたけど。

 そんな相手に対して、無印良品である札幌は自分達らしい戦い方で戦い抜き、結果勝ちきれず負けもせず引き分けで終りました。これを受けて、前期の成績は勝ち越しもせず負け越しもせず、順位も見事に真ん中の8位で終る事となりました。キレイなまでに「真ん中」でした。3年前と選手はほとんど入れ替わっていますが、チーム自体の進歩度合いとしては、成長した分の結果はしっかり残せたし、足りなかった部分がそのまま敗戦に繋がっていたのではないかという印象です。98年のときは、前期15位・後期10位で、それでも残留出来ると呑気に考えていたのが、今回は前期8位であっても気を抜く事なく後期に向かおうと誰もが思っているのですから、なんだかんだいって私達は着実に上を狙いはじめているような気もしないでもないです。

 で、今年は最初から上(=代表)を目指してスタートした健作ですが、この横浜FM戦での彼のプレーは、前期J1の舞台で戦ったそれまでの14試合の、いい部分も悪い部分も含めた総決算的なものになっていました。古巣対決ということで特に気合が入っていたこともありましょうが、守備にも攻撃にも積極果敢です。ストッパーが攻撃参加してくることに関しては、マガジンとダイジェストの評価が真っ二つに分かれている事からも賛否両論あることは確かです。が、大事なのは一般的にどうだということではなく、札幌ではどうなのかということ。

 札幌にとって守備陣の攻撃参加は、大事な選択肢のひとつである事を私は露ほども疑っていません。ただ、今年に関してはまだそれが得点というカタチではっきり実っている場面が少ないのが現状です。この試合でも、健作の攻撃参加はかなり多くの場面で見受けられましたし、あと一歩というところもありました。けれど今回もまた、結果につなげることはできませんでした。それは本人のコメント(↓)にもありますように、最後の最後で足りないなにかが、「結果」というものに繋がりきれない原因になっているのでしょう。健作個人のプレーの質を更に高め、それがチームとして機能し選手の持ち味を生かしきれれば、得点に絡む事も、試合に勝ちきる事も可能と思いますし、それ以上に上位進出への足がかりにもなりましょう。

 次の試合から後期スタートです。前期、一試合ごとに前の試合の課題についてクリアしたりチャレンジしている健作の姿勢を見る事ができました。後期は、それを少しづつ結果に変えていく時期に出来るといいね。結果がまた選手およびチームを成長させていくと思うし、結果が出てもおかしくない努力はちゃんとしてると思います。断言。後期こそ結果を勝ち取って来るのだ!
スポーツ新聞ひろいよみ
◆古巣相手に攻守にわたり見せ場をつくったDF大森「勝ち試合だったような気もするが、持ち味は出せたと思う。ただチームとして、最後の最後で足りない部分がある」(ニッカンスポーツ)