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J1 2nd Stage 第3節 横浜FM(横浜国際)
 健作さんにとっては2度目の古巣対決・横浜FM戦です。先月の対戦では1−1の引き分けでドーム開幕戦を飾る事ができなかったので、今回はそのリベンジも含め、前節での大敗と連敗からの脱出をかけ意気上がる一戦でした。

 対するマリノスは、監督を懐妊…してどうする!解任して、更に新しくブラジルから3人選手を呼んできました。オーロラビジョンに映し出された3人が3人とも漏れなく怖い顔です。結局は最終的にこの新しい人達に得点をされてしまったわけですが、それ以外の日本人選手と全体的な部分に於いては、「さすがは昨年の覇者」と思わず唸るような場面をたくさん…見る事もないまま終ってましたので、だからこそ余計に勝ちたかったのですが。

 なつさんの戻ってきた最終ラインは前節とは打ってかわっての落ち着きぶり。中盤に森下さんが入ってきたこともあって、中盤から下のほうはかなりの安定感で、横浜FMは自陣でボールをぐるぐる回すだけに留まりました。前半はシュート13(横浜)対3(札幌)だったようですが、札幌が攻めてないのは判ってましたが、横浜にそんなにシュート打たれていたとも思いませんでした。という、まあ、そんな感じの前半で。後半に入ってもその雰囲気は変らず、横浜FMが逆転の2点目を叩き込むも、その後「さすがは代表選手が大量」と思わず唸るような怒涛の攻撃をたくさん…見る事もやはり無いまま時間が過ぎてゆきました。誰?横浜FM強いなんて書いたの。あ、スポーツ新聞か…

 札幌は連敗中、特にこの数ヶ月は負けが先行していることもあって、開幕当初の思い切りの良さがチーム全体から薄くなっている感じがします。しかしこれは成長過程では致し方ない事でしょう。やっているサッカー自体は当時も今も変わっていませんし、変えようとも思っていないと思いますが、クオリティの部分では開幕当時より明らかに成長しています。同じ事を、より高い精度でやろうと、よりよい味付けをしようとしはじめています。お互いがお互いに求めるものというのも、当然それに従って高くなっていきます。が、意気込みと技術が同時に成長するということは案外なくて、大抵意気込み優先です。その隙間のジレンマが、今の札幌の不調の精神的な原因のひとつであるように思います。

 しかしこれはポジティブなジレンマ。成長するときに誰もが通る道のひとつ。腹筋鍛えようと思ったら、(ダイエット目的など)途中で筋肉痛に悩まされる時ありますよね?それを超えてやると効果がありますけど、そこでやめると元の木阿弥。というわけでワタシ達は、痛くても腹筋を鍛えるのをやめるわけにはいかないのです。

 話題がたいへんずれましたが、健作の出来は上々でした。ラボ健のみんなは満足です。だからこそ勝ちたかったのですが…。前半8分には自陣からボールをカットし攻め上がり、ウィルとのワンツーから更に前線に上がったウィルにスルー、それをウィルがゴール前に放り込み森下さんが飛び込んで最後はバンバンがシュート…は阻まれましたが、この一連の攻撃は今までにあまりなかったカタチの華麗なもので、これが決まっていたらワタシは現地で卒倒していたでしょう。その後も、1点(失点)ものの横浜FMのシュートをPA内でのスーパークリアするなど攻守に渡って積極果敢です。

 後半に入ると、今度はPA内に切れ込む場面も見られましたが、こちらはシュート体勢まで持っていけずパス、やましぇーが最後シュートしましたが不発に終りました。1点を追う後半ももう43分、ハーフウェイライン付近でボールキープした健作はそのままドリブルで持ち上がります。このとき、現地の私の目には健作一人しか目に映っていなかったのですが、ビデオで見たら俊輔がついているじゃないですか。全然、まったく視野に入りませんでした。我ながらなんという集中力というかなんというか…。とにもかくにもそんな状況で、健作は一気にスピードアップしてPAまで近づきゴール前に放り込んだボールを、曽田君が折り返してこぼれた先に交代出場のユヅキ君がーーーー!!!!健作、同点の起点に!ゴール裏熱狂!!!

 …で、終ればよかったんだけどねえ。いろいろあるのが人生さ。

 今回もジャニさんゴールはお預けになってしまいました。しかしまあ、どんなカタチであっても「勝ちたいと思う気持ち」がプレーに集約されていれば私達的にはオッケイです。たとえゴール出来ても負けちゃ意味ないしね。次も、勝ちたいと思う気持ち一点に心を傾けましょう。どうしても勝ちたい、そういう、ただそれだけのシンプルな思いが去年の浦和戦のゴールを呼んだのと同じように。
スポーツ新聞ひろいよみ
「左サイドからの果敢なオーバーラップで札幌の2点目の起点となった大森は、延長Vゴール負けにがっくり。『同点にして勢いではいけると思っていたが…。負けた気がしない』と振り返った。それでも逆転されながら、試合終了間際に一度は同点に追い付く粘りを発揮し『あの時間帯の得点は今までうちになかった。同点にしたのは本当に収穫だと思う』。連敗脱出へのきっかけさえつかめれば、との思いが表情に浮かんでいた。」(北海道新聞)