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J1 2nd Stage 第4節 アビスパ福岡戦(厚別)
 セカンドステージが始まってから開幕3連敗と調子の上がらない札幌。この日は、毎年律義に降格争いに参戦してしまっている福岡との対戦です。札幌が負けたら降格争いの仲間入り、福岡が負けたら福岡が降格争い本格化、という、ちょっとせつないカードです。

 そんな中札幌は、ののさん不在に加えて名塚さんも怪我の為長期離脱が決まってしまい、その上に森君も膝の具合が悪化して最終ラインのレギュラー陣が2人も欠けるという苦しい布陣。光明としては、左サイドに新加入のアダウト君がやってきて、そこからどんな展開が出来るかという事でした。

 正直、前半で2-0になったにも関わらず、私自身にはそれだけリードを奪っているという安心感がほとんどありませんでした。中盤から後ろがぜんたい不安の中でやっている事が前半の中にも見え隠れして、後半3点ぐらい取られてもおかしくはないかな、という思いがありましたので、なんとか早い時間に(今季取った事のない)3点目を奪って3-0の3点差にして、福岡のやる気を奪わなければ、と思っていました。サッカーにおける前半の「2−0」というスコアは、実のところ最も逆転されやすいスコアでもあるからです。

 で、案の定1点を返されて2-1になると、札幌は懸念されていたDFラインの下がりが更に顕著になり、中盤での追い込みも薄い状態になり、逆転されるのは時間の問題か、と内心思っていたところ(思いつつも応援はそりゃやったさ!)、播がもらったPKでウィルが決めて3-1。時間的にもナイスです。これでイケる!と思ったのも束の間、その8分後にまた1点差に追いつめられ、ロスタイムに同点弾。見えない何かに脅えているような雰囲気では、ホームとはいえ延長を制する力は残っていませんでした。

 連敗中のチームは得てしてこういうふうに、最後まで自分達の力を信じてやることができません。勝っている時は自分達の実力を多めに見積もる事が出来るのに、負けている時は自分達の実力を少な目に見積もる事しか出来ないからです。でも実際のところは、開幕当初の選手の実力よりも、今の方が確実に上がっている。ただ、開幕当初はある意味怖いもの知らずで来れたのが、ある程度の実績を重ねると、欲も出てくるしより上を目指したくもなるし、その反面頑張っても適わないものに対する恐怖も生まれてくる。だけどこれを越えないと、ホントに強くはなれない。

 健作に限って言えば、この試合も前節の横浜FM戦同様の気合を感じましたし、充実ぶりも感じます。播よりも前線でウィルの放り込みに反応したりとか。ワタシ本気で「ウチに健作以外に金髪の選手なんてFWにいたっけか…」と悩みました。ただそれが結果にまったく繋がっていない昨今に対して、本人がイチバン歯痒い思いをしているかもしれません。アダウト君との連係は、さすがにまだ不完全のようでしたが、それでもアダウト君から思わず唸っちゃうようなパスが左に出てきたりしてます。ココ精度上げましょう。コレが当ると相手を絶望に追い込むアタックも可能よ。

 次節は清水とです。清水は、日本平の惨劇を例に出すまでもなく、本当に巧いチームです。選手個々のスキルの高さは恐らくJ1でも屈指のレベルでしょう。冗談抜きで巧いです。超苦手・アレックスもいるし。そこに今の状態で勝とうなんざ無謀以外の何物でもない目標でしょう。だけどビビらずカッコつけず、まずがむしゃらに、ボールを相手から奪って前に進む というサッカーの基本・原点まで返ってやることが出来れば可能性は生まれましょう。

 助手Nが昨日の試合前にワタシに軌保博光の言葉カードをくれました。

 「やってダメなら もっとやれ」

 この言葉、健作にも贈ります。ラボ健に出入りしている皆にも、他の選手にも、札幌を愛するすべてのひとたちにも。
スポーツ新聞ひろいよみ
すまん、ひろいよみする気力なし。