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J1 1st Stage 第4節 名古屋(瑞穂陸)
 開幕以降勝ち星のない札幌。本日のお相手はこれまたいまひとつ調子のあがらない名古屋です。名古屋のグランパス君はとっても可愛いけれど、それにほだされてうっかり負けてしまうわけにはいきません。札幌での練習を始めてから最初の試合です。システムを昨年来の3バックに戻した最初の試合にもなります。これでコケるとマジで明日から希望がありません。

 前半の札幌は、と言いたいところですが、それより先に放送していた仙台−神戸戦が延長突入のため放送が始まらず、それに追い討ちをかけるように沖縄地方に地震が発生し津波警報発令。もし大惨事になっていたらこのまま試合は全部ぶっ飛んでしまうところでしたが(あたりまえだ)大事にならずめでたく放送が再開されました。全国ほっとひといき。というとまるで私は最初から中継を見ていたようですが、本当は西武−ロッテを見にドームに行っていて、帰ってきたらちょうど放送再開されたところだったので、「私を待っててくれたのね!」と大幅に勘違いしてたりしたんですが。

 前半残り5分ぐらいからの放送再開でしたが、それまで数年見慣れた3バックにまず安心感が漂います。選手もなじみがよいようです。が、懸念された攻撃面の方はやはりまだ展開に力がありません。守備はなんとか立て直せたみたいだけど、攻撃はまだまだこれからだなぁ…でも守備にめどがつきそうだから、今回はこれでもいいか…と正直思いながら前半が終わりました。

 話が大幅に変わってきたのは後半でした。
 解説の加茂さんがしきりに名古屋を褒めて、札幌は3バックにしてもあんまり変わっていないのでは、と歯切れの悪いことを言っていましたけど、試合が終わる頃には全く逆のことを語っておりました。チャンスらしいチャンスも作れず前半は終わったようで、後半もその流れで始まるのかと思いきや、ウイングバックに入った和波の、実に和波らしいアタックが今年初ではないかという規模で出現。「1点もんだぜ!」と叫んだその次の瞬間、コジと大森(名古屋の)がもつれてゴール!札幌先制点は「大森のオウンゴール!」と何度も連呼され内心妙にドキドキしたことは一応書いておきましょう。

 1点を取ってから札幌の選手達の動きは、何かの呪縛から解放されたかのように進化してゆきました。元の姿を取り戻してきました。泥臭くボールに絡み、攻撃的な守備をするあの札幌です。先制点を挙げて舞い上がっていたら、今度は2点目がまたしてもオグを起点としてやましぇーが見事な(本人は「当たり損ね」とおっしゃっておりますが)シュートを決めてくれました。森下さんがオフサイドぎりぎりで3点目を挙げたときには室長笑い止まらず。どうよ、どうなのよ!これが札幌よ!

 ジャニさんも見慣れたジャニさんの姿に戻っていました。3−0となってあとは完封狙いで守りきるだけ、と思っておりましたら、哲二はディフェンスラインに下がるなとの指令。どこまでも勝負にこだわる監督らしい指示ではあります。アグレッシブです。その指示にこたえてでしょう、それまで守備に徹していた健作の攻撃参加がそのあたりの時間帯から顕著になっていきました。これぞ大森の本領発揮!とばかりです。守りの面でも名古屋の1点もののシュートをカラダを張って防ぐなど気合十分。今季初勝利は完封のおまけつき。守備陣もここでようやく面目躍如といったところでしょう。

 攻撃面に関する今後の課題はあるにせよ、みんなでつかんだ札幌らしい1勝の意味は大きいかと思います。ここを起点に反撃開始といきましょうか!