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2004.7.10 J2 第22節 アビスパ福岡戦(博多の森)

復帰第3戦目。博多の森は25度・湿度80%以上ということでしたが、時折そよぐ風は気持ちのよいものでした。
さてこの日の最終ラインは尽さんと西澤さんと健作さん。このチームではベテランの域に強制的に達せられてしまうお年頃の3バックです。

しかし序盤から景気欲攻め込まれます。というか、開始早々尽さんとフジ君の連携が乱れたというか、フジ君のチョンボで大ピンチを迎えてしまいました。相手FWが枠にも行かないシュートを放ってくれて命びろいをしたわけですが、平均年齢が上がって落ち着くかなと思った最終ラインは初っ端から心臓バクバクです。
福岡は育成路線で札幌の一年先を行くチームで、対戦当時2位。昨年同時期対戦したときは、札幌の方が上でしたが、1年ですっかり立場が逆転してしまいました。その立場通りの試合展開。ほとんどの時間帯を福岡に支配されます。このところ調子を落とし気味ということでしたが、十二分に攻め込まれ、しかしなるほど調子を落としているという現状そのまま、攻めている時間の長さの割にゴールは奪われません。前半の途中から「今日福岡のシュート入らないわ」と同行者達断言。

札幌は90分を通して自分たちの時間というのを、ほとんど少ない機会でしか作れなかったのですが、それでも攻めにかかるときは人数をきっちり揃えていたり、守備にしても、福岡のフィニッシュの精度の悪さに助けられた面もありましたが、それプラス、連敗中あまり見ることの出来なかった「執念」「集中力」というものを強く感じる場面が、時間が経つとともに増えてきました。健作さんの復帰によって+和波くんの左が安定してきたと専らの評判ですが、右にしても西澤さんが入ると市村くんが安定してくる。全体としてはまだこなれていない部分もあり、事実福岡に主導権を握られる場面が多かったのですが、それでも悪いなりに全体の動きがはっきりと連動してきたというのか。負けていても意図ある練習を続けていた成果がかたちになって表われはじめているように思えました。
誰かが単発で攻め込んで単発で終わったり、ということがなく、攻めに上がるときは必ず複数の人数がかかって、押し込まれていてもやり返すときは必ず「チーム」として「仕込まれた約束事」の通り有機的に動いていたというか。幾多のミスを乗り切って、前半を0−0で折り返したときには、不思議な手ごたえがありました。

後半に入ってからも福岡は更に嵩にかかって攻めてきます。が、後半唯一といっていい「札幌の時間帯」が訪れました。
はじまりはガクヤの闘志溢れるスライディングだったと思います。たばちゃんがワンツーで抜けて一対一でシュート、が外れるも波は札幌。ふたたび中央から、和波くんを経由して右サイド市村くんへ。このとき健作さんは和波くんの裏を上がっていきます。真ん中から左の2人、その反対側で市村くんも上がり、そこから放たれた見事な低いクロスに飛び込む相川くーん!いやほんと、目の前をアイカーくんが飛ぶのを見ました。練習があってこその、この見事な得点。健作さん上がっていたので一番に相川くんに飛びつくポジション。おいしいです。おいしすぎです兄貴!

そこから先はフジ君エキサイトショーでした。反対側のゴールだったのでたぶん恐怖はスカパで見ていた人達の半分ぐらいだったんじゃないかと思うほど、遠めで見ていても震え上がるような場面の連続でしたが、次々フジ君が止めてくれました。それプラスDF陣の身体をはった守りがありました。お互いの相乗効果というのでしょうか、一人抜かれても俺がいるとDF、それが抜かれたらGKがいる、と、消極的な意味じゃなくって、なんていうのか…信頼?って言っていいのかな。「絶対にこのゴールは割らさない」という想いがですね、今季これほど伝わってきたことはなかった…というぐらい伝わってきました。ロスタイムの2分は、本当に短いものでした。

健作さんは1年ぶりの、チームは3月27日以来3ヶ月ぶりの勝利です。サポーターに挨拶に来た健作さんの眩しいばかりの笑顔。それは、ゴールではなくスタートラインに立てた喜びのようでもありました。

※博多ナイト余談※
ホテルに帰ったらなぜか外国人のお客様がいっぱい。狭いエレベーターに乗ろうとしたら外国のお客様がいらっしゃったので、遠慮しようかと思ったけど「カマン」と呼んでくれたので戸に挟まれながら乗る。カマンと呼ぶぐらいなら「開」ボタン押してくれとちょっと思った。外国のお客様はワタシのTシャツを見て何事かつぶやく。発音がよすぎて一瞬わかりませんでした、「More overlap?」と。聞かれたので「Football!」と答えた私。「健作」と答えるべきだったでしょうか。異国の方は「Football Fan?」と話しかけてくれましたが、ああ残念ながら降りる階ここでサヨナラ。つうか2Fだったんだけど。そんなわけでMOLTシャツを通じて小さな国際交流がありました。あの、3年前、室長がかばんをなくす騒動を起こしたホテルでですよ…